2010-02-22 Mon
初めて警察に電話してしまった。110番通報。
いや、正しくは電話「させてしまった」でありますが。
高速道路を走行中のこと。
全体にかなり高めの速度で走っていた。
90キロで走ってたら、迷惑がられるようなそんなスピードの車ばかり。
流れに乗るため、気づけば100キロは軽く越えてしまう。
「こういうの怖いよね~」
と同乗していた家族Bにつぶやいていると、
「おや?」
前方の車たちの走り方がおかしい。
急にスピードを落としているようで、テールランプの赤色が何度も点滅している。
車線変更する車もいる。
交通量が多いので、けっこう危ない。
「何が起きたんだ?」
すかさず、家族Bがハザードランプのスイッチを入れた。
慎重に運転しながら進んでいくと、3車線ある道路の真ん中の車線になにやら白い大きな箱のようなものが落ちていた。
「なんかあるよ」
追い越し車線に車線変更し、横をすり抜けていく。
「洗濯機だ!」
と家族B。
ちらっと横目で見ると、そこには上部が大きく凹んだ2槽式の洗濯機が転がっていた。
高速道路で洗濯機。
異色の取り合わせにびっくりしながらも、
「引越しの荷物が落ちたのかね?」
「落ちた瞬間、誰か(の車)に当たらなかったのかな?」
「洗濯機もびっくりしたろうね」
と呑気な会話をする我が家族。
しかし、このまま放置しておいていいものじゃない。
「ねえ、ちょっとさ、警察に電話してよ」
と家族Bに依頼した。
「えー! 警察!?」
「このままにしてたら、誰かが事故に遭っちゃうかもしれないじゃん」
「でも、警察でいいの?高速機動隊とかじゃないの?」
「高速機動隊って何? 電話番号わかるの?」
「知らないけど…。でも、警察に電話して『ここはそういう話を受け付けるところじゃありません』って言われたら?」
「そんなこと言わないよ。早くしないと!事故が起きてからじゃ遅いよ」
と半ば無理やり電話させた。
「110番に電話するの、今までの人生で初めて」
などと言いつつ、家族Bは警察の人から聞かれたことに答えていた。
切ってから、
「やー、緊張したなぁ」
「なに聞かれたの?」
「最初に『事件ですか事故ですか』って言われた」
「なるほど。それで」
「事故ですって言って」
「警察の人、怖そうだった?」
「ううん。優しかったよ。すごく落ち着いてた」
「へ~、すごいね」
家族Bは興奮しながら、警察の人とのやりとりを説明してくれた。
運転してなかったら、私が電話したかったな~。
あの洗濯機、あのあと何事もなく撤去されたのだろうか。
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